konbanwa, mada okiteru?

夜の暇潰しなんかに。

2020年2月24日(主に23日分) 好きなお店 アリエとBARについて


昨日は泥酔のあまり更新できなかった。実は2月8日も同じ店に行って泥酔のあまり更新できなかった。泥酔した日は更新しません。何故なら泥酔してるので。


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今日は二日酔いのため豚骨ラーメン食いに行ったくらいしか書くことないので(二日酔いの日に豚骨ラーメンは義務教育)昨日の話でも。一昨日分更新した直後に映画観たんですよ。ホン・サンス監督の『次の朝は他人』。ツイの映画通の友人にめっちゃ昔のフランス映画っぽいと教えてもらったやつ。ループ的な展開に意味ありげなセリフ、美しいモノクロ映像に結構ドキドキさせられつつも結局主人公のクズっぷりに全て台無しにされてしまって(爆笑)。あの謎に満ちた雰囲気に飲み込まれたまま全てが謎のままで終わってほしかったんだけど・・・でもそこも含めてやっぱ凄く昔のフランス映画っぽかった。まぁほとんど観たことないんですけどね昔のフランス映画。それでもこんな風に思ってしまうってことは相当なそれっぽさってことなのかも。ああ~もっと見てみたいな昔のフランス映画或いは昔のフランスっぽい映画或いは昔の映画。まぁ面白そうなやつなら何でもいいんですけど、せっかくAmazonプライムに入ってたり年末モニター買ったりしてるんだし、ちゃんと活用していかないと。そもそも映画観るためにモニター買ったところもあるのに結局ネットとエロゲくらいしかしてねぇ。大画面でやるエロゲはいいぞ!そんなこんなで映画観たらなるべくここに感想記していきたいっすね。



ということでタイトル通りせっかくなんで昨日行った好きなお店のことなんかを。漂流アリエというカフェとBARというBARについて。


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漂流アリエの前身は以前新大久保駅近くの歴史建造物ホワイトハウスで営まれていたカフェアリエで、去年3月に下水道の老朽化により閉店、現在日曜昼の時間のみ阿佐ヶ谷のTABASAというBARにて絶賛間借り営業中。なので漂流。そもそも前身アリエで土井玄臣のライヴがあるってことで行ってみたのがきっかけで、街、というか世界の喧騒そのものからそこだけ切り取られて存在してるかのような厳かな雰囲気を纏った店内、そんな雰囲気を完全に中和して居心地良い空気感を作り上げている笑顔が素敵な気さくな店主、絶対にここでしか聴けない音や歌声の響きにすっかり魅了され、以来土井さんのライヴある日はできる限り通ってたのだが通常営業時に行ったのは僅か2回ほどだった。今では見事に漂流先に行ってる回数の方が多い。去年家の庭にはレモンの樹があると言ったらドリンクなどに使うレモンは無農薬なんだけど手に入れるのが難しい、外国産のは農薬キツいし味も刺々しいので使えないと話されてたので今年の初営業日にお年賀です~って持ってったら大変喜んでくれたようで、ドリンクにはもちろんそれ使ってレモンケーキまで作って出してくれたりして、レモン成る時はめっちゃ成るし時期も夏じゃなく何故か冬なので(誰だよレモンに夏のイメージを世間に浸透させた奴は、まったくその通りなのだが)毎年使いどころに困ったりしてたのでこんな有意義に使ってくれるなんてこっちも滅茶苦茶嬉しいしここに持ってけばおいしいお菓子作ってくれるという裏技も発見できてとてもよかった、来年もたくさん成ってくれるといいな・・・。

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昨日は昔の映画でなんかおすすめないですかね?って話振ってみたら想像以上に盛り上がって気付けば2時間半くらい居座ってしまいみんなでもうこんな時間!?と驚く一幕があった。めっちゃ有力情報仕入れさせてもらったので大満足、もう観れるだけ全部観ときたい。ただ店主さんには「家で観たのは映画観た本数に入らないからね!」と言われた。手厳しい!今年も早稲田松竹にちょこちょこお世話になるしかない。



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BARというBARは相模原の橋本駅近くにある。そもそもTwitterで知り合い約10年来の付き合いになる友人(先日書いた誕生日云々とは別の人)が橋本に住んでおり、以前からいいBARがあると教えてもらっていて、去年末初めて連れてってもらった。凄く良かった。最近興味出てきた日本酒めっちゃ種類あるし出てくる料理どれも美味いしとにかくなめろうが美味い、新鮮なネタを粗めに刻むことで魚本来の味わいをしっかり残しつつも口いっぱいに広がるなめろうの濃厚な旨味、こんななめろう絶対ここでしか食えない、俺はまずここのなめろうに惚れた。そしてスタッフのみなさん明るく元気で知識満載で気配り上手で話上手ないい人ばかり、そりゃもう凄く良かった。のだがこの日は年内最終日ということもあり店内は予約で満席、我々は特別に店外テラス席に案内された。ちなみに店外テラス席とはエレベーターと店の入り口の間のにあるほんの僅かな踊り場の隅にセットされたワインの樽である。樽をテーブル代わりにして飲み食いするのだ、しかもエレベーター真ん前なので来店退店されるお客様と確実に目が合う。事情を知らない人達はなんでこんなところでやってんだ?と訝しんだことだろう。ちなみにこんな感じ。

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もう最高、こういうのにめっちゃテンションあがってしまうんだよな俺は。最高過ぎてこんな席にも関わらず2人で4時間くらい居座ってたと思う。最高だったけどやっぱ店内でゆったりしたいよね(あの席でも十分ゆったりしてたくせに)ってことで今月初めに今回は予約してまた二人で行ってみた。最高だった、最高の空間だった。またしても4時間くらい居座り自分は乗り換え間違えて終電なくして真夜中中野でラーメン食ってその後池袋まで地図に頼らず徒歩で向かうという奇行に出た。地図見りゃ1時間ちょいのところを3時間以上かかった。最高に楽しかった。今度は一人で来てみようと思った。アイツと来るのもそりゃ楽しいが自分が本当に好きな店かどうかは一人で来て確かめる必要があるからだ。あと単純になめろうを独り占めしたい。ということで昨日一人で行ってみた。最高だった。最高過ぎて一人なのにも関わらず3時間以上居座り日本酒おちょこ4杯ビール1杯ワイン1杯になめろう含む魚料理4品にお土産の日本酒生チョコ頼んで合計8000円近くも使ってしまった。実はこの歳になってこういうお店に一人で入るの初めてで、一人だと金額気にせずどれくらい飲み食いしてどれくらい滞在できるのか我ながら興味があったのだが、こんなに使うのか!割り勘とほぼ同額じゃん!金持っててよかった~もう今月無駄遣いできねぇ~!また稼いでから来よ・・・頑張って仕事しよ・・・。ちなみに昨日は終電逃さずちゃんと帰れたのだが泥酔のあまり朝4時頃急に起きては散歩してぇ!となり1時間半ほどまだ暗い市内を徘徊しまくった。老人か?泥酔した後は歩きたくなる癖でもついてしまったのか?


この2つのお店の共通項はなんといっても人の良さで。前身アリエのホワイトハウスはもちろん店主のコウノさんも日本の音楽シーンの一部を形成したといっても過言ではないという点において個人的にはかなり凄い人なんだけど(この辺りはここに詳しく)、いざ話してみるとそんな雰囲気全くなくて、これめっちゃ敬意を込めてるんですけど、自分の畑で獲れた野菜を喜んで周りの人達に配ってまわるような、近所にいそうな、というか近所にいてくれたら嬉しい明るく元気で大雑把な話好きのおばちゃんといった印象のお方なんですよ。趣味の話というよりもどちらかというと、めっちゃ世間話聞きたくなるしめっちゃ世間話したくなってきちゃうようなお方なんですよね。主にケーキ作ってきてくれたりするもうおひとりのスタッフの方(今思えばまだお名前聞いてない・・・)もびっくりするほど同じような感じの方なので、そりゃ話弾まないわけがなく。初めて漂流先にお邪魔した日もほぼライヴの時にしか顔出さなかったくせに覚えていてくれたようで、色々話してくださるもんだから、そりゃもう通いたくもなるってもんです。


橋本のBARの店内はまさにBARって感じのお洒落な雰囲気もあるんだけどBARとは思えないくらい明るい雰囲気で。照明も明るいしお客さんの雰囲気も明るくて、みんな楽しい時間を満喫してるのが手にとるようにわかる気がしちゃう。それってやっぱりスタッフのみなさんあってこそなんですよね。先にも書いたけどほんとみなさん明るく元気で知識満載で気配り上手で話上手。まだ3回目なのに自分の事覚えてくれてて、昨日なんかカウンター埋まってたので一人なのにちと離れたテーブル席に案内してもらったんだけど、やっぱまずは日本酒ですかねとまだ何も言ってないのにメニューに載せてない今だけ飲めるような日本酒5本持ってきては1本1本丁寧に説明してくれたりわざわざiPad持ってきては見学に行った酒蔵の写真とか見せてくれたりするし、カウンター空いたら即座にそっち案内してくれるし、隙あらばすぐ水注いでくれるし、絶妙なタイミングで次飲みますか?って聞いてくれたりするし、そうなるとまたこっちも色々聞いてみたくなっちゃうし、一人でも全然退屈しないんですよね。一人BARやってみたいとは思いつつもBARで一人静かに酒を楽しむだなんて性に合わなそうだな~とも思ってたんだけど、一人静かに楽しんでる暇なんてなかった・・・。いや多分きっとそんな時間もあったんだと思う、ただ自分が気付かなかっただけで。みなさんのおかげで変な自意識出てくることなく自然に一人楽しめてたんだろうなと思う。こんな時間が過ごせるなら、そりゃもう通いたくもなるってもんです。


どちらのお店もきっと何でも美味しい。アリエの日替わり(週替わり?)ケーキは高級ケーキでは味わえない素朴で優しい手作り感が魅力的で、それでいてとても贅沢。毎回楽しませてもらってます。あと作り手さんが普段売りに出してないらしい超美味な食パン使ったホットサンドがこれまた絶品なのでご来店の際には是非とも食べていただきたい。BARはとにかくなめろうが美味しいのだが毎日行きつけの市場で仕入れを行ってるのでとにかく魚が新鮮で仕入れによってなめろうに使う魚も変わればメニューにないやつも出てくる(そもそも現在なめろうはメニューに載ってない)、昨日は鯛の良いのが入ったので昆布〆にしてるんですがカルパッチョとかどうですか?言われたので頼んでみたら気が変わったようでやっぱ日本酒には・・・と刺身が出てきた。ねっとり濃厚で美味でしたな・・・。にしてもここ本当にBARか?


こんなに魅力的な料理を出すお店でも、やっぱりお店を経営するこの人達あってこそだなと思う。当然この人達による愛情あってこその食べ物飲み物なんだけど。アリエは絶対にあのホワイトハウスきゃなきゃ成り立たないと思っていたのにいざ漂流先行ってみたら最早完全にアリエそのものだった。場所が変わってもそこにコウノさんさえいらっしゃればそこはアリエになる、というか。お店って色んな要素があるけどやっぱ一番大きいのは店主の存在なんだろうな、というのを改めて実感した瞬間であり、改めて自分はそういう店が好きなんだなと思えた瞬間でもあった。今では珈琲やケーキを楽しむのは勿論なんだけど遊びに行くみたいな感覚の方が大きい気がする。BARも同じであの人達がいないと成立しない。近くにいたカップルのお客さんとも少し談笑させてもらったんだけど、彼等は近所に住んでるらしく、自分は中浦和なのでここまで来るのに片道1時間以上かかる、って話をしたら当然の如くなんでここまで来るの?浦和にもこういう店ありそうじゃん?と聞かれたのだが、確かに同じような店あるだろうしもしかしたらここより美味しいもの食えたりするかもしれない、でもそこにこの人達いないじゃないすか、やっぱこの人達のお店来たいじゃないすか、的な話をしたら「またいつかここで会えるといいね」と言われた。ダンディー・・・。いつか会いましょ。


こんなお店中々出会えないし運良く出会えたなら一生モノとして大事にしていかなくてはいけない。最近特にそんな風に思う、そう思ってしまう。理由、というか原因は新型ウイルスによる自粛ムードで、昨日も双方からその話が出たのだけど、やっぱ売り上げ芳しくないらしい。アリエも結構長居してたのに他のお客全然来なかったし、BARも団体の宴会キャンセルが相次いでるという。日本酒の大きなイベントも中止になったと聞いた。今後どうなってくるかわからないとはいえ特に個人経営の飲食店は更に厳しさが増してくるのも否めないし最悪店を畳まざる負えない状況にまで追い込まれてしまうかもしれない。嫌過ぎる。ぶっちゃけかからなきゃラッキーぐらいにしか思ってない自分的には好きなお店がこんな最悪な形でなくなってしまうのが一番辛い。まぁ大丈夫だろ・・・って楽観視もしてられんのだがとはいえ現実的に自分にできる事なんて僅かな力にしかならないができるだけそこに金落とすくらいしか思いつかない。だけどそんな考えでもって行きたくはないんだよな・・・素直に楽しみたいの一点のみでそこに行きたい。じゃなきゃ純粋に楽しめない気がして、まぁ実際は楽しめるんだろうけどさ、なんかやましいというか・・・いややましくはないんだけど・・・なんて言ったらいいのかな・・・。とにかく何でもそうなんだけど趣味的な楽しみたいことに楽しみたい以外の理由つけたくないというか。でもそんな無邪気なこと言ってられない時代や年齢になってきてるんだろうし。いやはや生きるってのは難しいね。さっさとウイルスなくなって自粛ムードもなくなってくんないかな。まぁそんなのがあろうがなかろうが一生モノとして大事にしていかなきゃってのは確かなことだし、事実そうしていきたいしね。大事に楽しんでいきたい。人間関係と一緒だよな、お店も人間なんだし。何書こうとしてたんだかわかんなくなっちまったな、まぁまだ酔っぱらってるし仕方ないよな、とにかく好きなんだよ、この2つのお店がさ・・・。


そうそう、来週の土曜には漂流アリエで初めて土井さんのライヴが観れる。なんかアフターパーティー的なお食事会もあるみたいで。みんなの集まる場所をまた作っていきたいと言っていたコウノさんを思い出す。ホワイトハウスの方でもたくさん思い出貰ったな、特に最後の土井さんのライヴは死ぬまで忘れたくない。きっと来週もいい思い出になるだろうし、なんだか楽しみですね。これからもずっと続いていくことを祈って、大事に楽しんでいきましょう。


ちなみに橋本にあるBARというBARの読み方はバールらしい。



昨日聴いたもの:
辻隼人『狂子先生』
The Flying Lizards『The Secret Dub Life of The Flying Lizards』
Wunder『Wunder』
トルネード竜巻『ふれるときこえ』
Grace Cathedral Park『Grace Cathedral Park』
Plastic Tree『doorAdore』

夕暮れ時の井之頭公園で聴いたGrace Cathedral Parkがとても印象に残っている。Twitter随一の音楽愛好家でありアーティストでもあるよろすずさんが“外から聞こえてくる子供のはしゃぎ声と合う音楽”と評していて自分ではその感覚はなかったのでためしに公演で聴いてみたらものの見事にばっちりはまって鳥肌モノだった。更に好きなアルバムになった。Plastic Treeはここまでくると最早どんな曲調でもPlastic Treeとしての良曲としてしまうので凄い、これだと「いろつき」が良すぎて泣きそうになってしまうんだよな、こういう曲ばっか好きになるしこういう曲が入ってるアルバムばかり愛してしまう。


今日聴いたもの:
SND『Tender Love』
biobiopatata『DIRT OF LOVE』
Carnation『天国と地獄』
Merzbow『Coma Berenices』
Merzbow『Amlux』
MerzbowSphere
Merzbow『Electro Magnetic Unit』
Merzbow『Merzbeat』
Merzbow『kamadhenu』

泥酔中に早朝散歩しながらSND聴いてたんだけど外なのにも関わらず細部までめっちゃクリアに聴こえてきてびっくり。これが酒の力なのか?酒って怖い!きっとただの思い過ごしだ!あとこれ書きながら久々にめっちゃMerzbow聴いてた、トータル6時間以上。ラップトップ期のやつは当然ノイズながらも何気にハーシュ一辺倒ではない面白みもあればビートものもあるしぶっちゃけ聴きやすいので結構延々ダラダラと聴ける。それでもやっぱりアナログ大全開なやつの方がバチクソテンション上がるんだけど。『kamadhenu』最高~。一応テーマは生活と音楽って設定してるんだからできる限りこういう感じのも書くようにしたいっす。